スミスリンでは治らない薬剤耐性アタマジラミが治療を困難に

スミスリンが効かないアタマジラミが存在する

スミスリンの主成分であるフェノトリンに耐性を持つアタマジラミの存在が確認されています。

日本においては、アタマジラミの駆除と言えばスミスリンを使用するのが最も一般的な方法ですが、1つだけの方法ではなく、いくつかの駆除法を組み合わせたり、状況に合わせて駆除法を変更したりする知識を持つことが理想的です。

まだまだスミスリンが効かないアタマジラミは少数のようですが、スミスリンが効かないシラミの可能性を頭に入れた上で駆除を行います。

すべてのアタマジラミにスミスリンが効かないという状況ではありませんが、スミスリンで死なないアタマジラミがいるということを知らなければ、知らずに何本もスミスリンを購入してしまう可能性があります。

もしくは、予定通りに薬剤を使い切った時点で駆除が完了したと思い込み、気づけば再増殖していたということになりかねません。薬剤に耐性を持った個体の存在を頭に入れたうえで、用法容量に沿った駆除を行い、それでも完全な改善に至らないという場合は、別の駆除法を試します。

米国製のシラミ駆除剤であるシラミンローションであれば、スミスリンとは違い毒による殺虫ではなく、ナトリウム成分による窒息と脱水による駆除になりますので、仮にフェノトリンに耐性のあるシラミがいても駆除が可能です。または、薬剤の使用よりもコームによる処置を念入りにすることで駆除を終えることもできるでしょう。

日本においてはスミスリンを利用するのが一般的ですが、スミスリンでは駆除効果が薄い場合があり、完全な治療が困難になることがあります。このようなケースを頭に入れた上で、確実な処理を行えるようにしておきましょう。

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